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現役20年を超える「モレスキーのローファー」 森下仁丹株式会社 駒村純一様

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2016,05,31
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「オシャレは足下から」。 日本でも良くこの言葉を耳にするが、ファッションの本場イタリアでも、身に着ける服や時計ではなく、「靴」の品質で人の品定めをする習慣があるようだ。 現在、森下仁丹株式会社の代表取締役社長を務める、駒村純一。三菱商事時代に14年もの間、イタリア・ミラノを拠点に活動。 車の盗難、スリ被害など、様々な災難に巻き込まれる中、身に着ける「靴」にステータスを置くイタリアで駒村が選んだのは、「モレスキー」のローファーだった。


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今では通販などで簡単に手に入る「モレスキー」も、一足3~4万円と高級品で、当時の駒村は型落ちモデルをアウトレットで1~2万円程度で購入し、良きパートナーとして苦楽を共にしていった。 「郷に入れば郷に従え」。その国の文化や習慣を受け入れ、自ら体現した駒村だったが、帰国後に入社した「森下仁丹」で行った数々の改革は、この言葉と相反するものだった。 ファッションの本場イタリアで「酸いも甘いも」経験し、今年で66歳を迎えた駒村の足を支えるのは、誰よりも近くで、自身の成功と失敗を見てきた20年来の友「モレスキー」のローファー。 「オシャレは足下から」。これは「革命児」駒村純一を持ってしても覆せない問題(風習)の一つだったようだ。 注)「モレスキー」 1946年にイタリア靴の聖地『ビジェバノ』で創業。 原皮の保管から出荷まで、自社で一貫生産し、洗練されたプロ職人達が1日1000足を手作りで製造するという、強いこだわりを持った、世界有数の老舗ブランド。


社長プロフィール

慶應義塾大学工学部卒業後、三菱商事株式会社入社。同社イタリア事業投資先Miteni社代表取締役、森下仁丹株式会社代表取締役社長。森下仁丹株式会社は、1893年に大阪にて「森下南陽堂」として創業。銀粒の仁丹や体温計から出発し、近年では機能性表示食品をはじめとしたサプリメントや医薬品、医療機器、液体も包むことの出来るビーズ状のシームレスカプセルによるカプセル受託販売を行っている。経口カプセル以外にも、産業・工業用途のカプセル開発に至るまで、幅広い分野で研究開発を行っている。

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