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毎年、社員の給料を上げる理由 株式会社東芸エンタテイメンツ 高橋芳郎 様

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2016,09,06
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上司や先輩、学校の先生からの感謝の言葉や、お叱りの言葉。更に、恋人や友人からの手紙やメールなどのメッセージが、その後の自分の人生に大きく影響する事は往々にしてある。 また、全国の書店で「自己啓発」をテーマとした、偉人の名言集などが数多く並んでいる現代の風潮からしても、言葉やメッセージの重要性は、改めて認識されている。 誰もが知る大型テーマパークのショーの運営、ブライダル関係の映像制作などを手がける「東芸エンタテイメンツ」を、一代で日本を代表する企業を作り上げた高橋芳郎。 人と人、人と企業を結びつけるイベント業に携わり、多くの笑顔と感動を創り出してきた男にも、自身の経営理念を確立させた「ある言葉」があった。


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高橋は、20歳から29歳までの9年間、夜間の大学に通いながら、社員数が10名に満たない小さなイベント会社に勤めていた。 当時の社長は、会社の業績に関係なく、毎年社員全員の給料を上げ、昼夜忙しく動きまわる高橋に励ましの言葉をかけてくれた。 そんな中、高橋が初めて迎えた給料日。受け取った給料明細には給与額の他に、社長の自筆でメッセージが記されていた。 “ご苦労様。昼夜と大変だけれど頑張りなさい。” その瞬間、高橋は「もし自分が経営者になった時には、社長と同じく、苦しくても毎年社員の給料を上げられる経営者になる。」と強く心に誓った。 「給料明細に書かれたメッセージは、妻にも見せた事がない。自分と社長だけの秘密です。」と語る高橋は現在、社長業を勇退し会長として東芸エンタテイメンツを続けている。 え?今の社長は誰かって? 机拭きから、業績トップの社員に上り詰めた“高橋琢也”って男で、“高橋芳郎の長男”だよ。 社員に評判を聞いたら先代とは性格が違うとは言ってたが、“給料は今まで変わらず、社員全員毎年上がっている”らしい。


社長プロフィール

中央大学夜間部卒業。1964年、東京オリンピックの年に鹿児島より状況。1975年に29歳で創業。2015年に創立40周年を迎えた。 ビートルズサウンドとの出会いや、東京ディズニーランドオープンの感動など、人生の中で度々出逢った感動を基盤に、「人間ゆえの情熱、感性、感動を何よりも大事にしてゆきたい!」と考え、人と人とのグッドコミュニケーション、肌の温もりを感じさせるイベントを基本コンセプトに、数々のイベントをプロデュースしている。

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