株式会社伊場仙 吉田誠男氏/第三回大阪

徳川家康と共に江戸に上った浜松の商人、伊場屋勘左衛門によって創業された団扇、扇子、和紙製品の製造販売会社です。創業年は定かではありませんが、初代が生まれたのは天正18(1590)年。以来、代々が家業を守り、昭和9(1934)年に株式会社に組織変更。現在社長の吉田誠男氏で14代目となります。
創業当時は江戸幕府の御用で主に和紙・竹製品などを扱い、江戸後期からはうちわ浮世絵を扱い始め、初代豊国、国芳、広重などの版元として繁盛。当時の「伊場仙版」の絵は国内の美術館はもとより大英博物館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館、ヴァンゴッホ美術館等海外の著名美術館でも見ることができます。
先代・直吉の時代には、新たに暦(カレンダー)の製造販売をはじめ、これが現在のうちわ、扇子、カレンダー業の基礎となっています。平成24(2012)年には伊場仙浮世絵ミュージアムを開館。浮世絵や吉田家伝来の雛人形を展示し、江戸文化の伝承に貢献しています。

百年の計

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