ゴルフ好きにじわり浸透、「1人ラウンド」の魅力

(写真=nullplus/Shutterstock.com)

気の置けない仲間とのラウンドはゴルフの楽しみの一つではあるが、日々忙しい経営者ともなると、ゴルフに行きたくとも他のメンバーと予定を合わせるのが大変、という方も多いだろう。
そんな中、1人でもラウンドを楽しみたいというゴルフ好きの間で広まりつつあるのが「1人ラウンド」だ。最近では「1人ラウンド」を受け入れるゴルフ場も増えてきており、徐々に市民権を得つつある。

「1人ラウンド」が増えている背景

通常、ゴルフのラウンドの人数は4人。最近では最低人数の2サムと呼ばれる2人からのプレーを受け付けるゴルフ場も増えている。ただ、他の同伴者とスケジュールを合わせようとすると、どうしてもプレーをする機会が減ってしまう。

最近では、「どうしても他の人とスケジュールが合わない」「急に予定が空いたからゴルフに行きたい」「1人で集中したい」というプレイヤーのニーズに合わせ、1人予約でも他のグループと組み合わせてくれたり、曜日によっては1人ラウンドを受け付けてくれたりするゴルフ場も増えてきた。

「1人ラウンド」が増えている理由の一つとして、2015年以降、「団塊の世代」が定年退職を迎えたことが挙げられる。接待や仕事仲間とゴルフをプレーする層が減ったことで、ゴルフ場も新たな顧客層を開拓する必要が出てきたのだ。

1人ゴルフの広がりは、ゴルフが「仕事上のつながりのために身に着けるもの」から「本当に好きな人が楽しむもの」に変化している証拠ではないだろうか。

1人ラウンドのメリット

1人ラウンドの最大のメリットは「スコアを気にせず回れる」という点だろう。他の同伴者がいるとどうしてもスコアが気になってしまうという人も、1人であればプレーに集中できる。また、チームで回ると会話に気を取られてプレーに集中できないという人もいるだろう。コンペの前などは、ショートコースやハーフコースを1人で回るのもおすすめだ。

他のチームに混ぜてもらうことで、いつもの仲間とのプレーとは違う刺激が得られるはずだ。他人のプレーから学ぶ点も多いし、自分の技量を知る機会にもなる。

「1人でゴルフに行くと寂しい人だと思われそう」と考える方もいるかもしれない。そういう方は、ゴルフ場で開催されているオープンコンペに出場するのも一つの方法だ。誰でも参加できるオープンコンペなら1人でも参加しやすく、腕を磨くチャンスにもなる。

1人ラウンドをする場合の注意点

1人ラウンドをする場合の注意点は、複数人でプレーする時と同様だ。1人でプレーしていて前の組に追いついてしまったからといって、せかすような真似はしないように気をつけたい。逆に、後ろのグループが追い付いているのに、ゆっくりとプレーするのも禁物だ。

1人ラウンドはまず、ある程度コースに慣れている人が技術や戦略を練るために利用するのが妥当だろう。技術が低かったり、ルールやマナーを知らなかったりするような初心者が1人ラウンドしていると、他の利用者に迷惑をかけることがあるからだ。実際、会員権を持つメンバー以外は1人ラウンドを受け付けていないゴルフ場もある。

1人ラウンドの予約方法

1人ラウンドの予約方法はさまざまだ。会員権を持っていない場合は、まず、1人ラウンドを受け付けているゴルフ場を探し、電話やインターネットから予約を入れよう。ただし、1人ラウンドはプレー枠が限られていたり、2サム料金を求められたりすることもある。

河川敷やショートコースを利用する場合は、その場で組み合わせてくれることもある。事前に予約受付時間をチェックしておいて、その時間に合わせてコースに向かおう。

最近は、「1人予約ランド」という1人ラウンド専門の予約サイトも登場している。プレー日、ゴルフ場、スタート時刻、プレー料金などから好きなプランを選んで予約するだけだ。予約を入れてからラウンドするまでの期間に、どういう人が集まっているのか自己紹介ページで確認することもできるので、初対面の人とプレーするのが不安という人でも心強いだろう。

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